お年玉袋の書き方や例文・文例・書式や言葉の意味などと記入例

お年玉袋の書き方と用途
新年のあいさつまわりをするときに、親戚の子どもにお年玉を渡すということはおとなのマナーにもなっています。人数が多ければ多いほど、年始の出費は大きくなりますが、挨拶、そしてマナーであるということを考え、気持ちよく渡すようにしましょう。お年玉のぽち袋には、最近では様々な種類が販売されています。ほとんどの形に対応するお年玉袋の書き方の雛形を説明します。
お年玉袋の書き出し・結びの言葉
お年玉袋は、新年の挨拶につながる子ども(その両親)に宛てての手紙のようなものです。書式を意識して、きちんとしたお年玉袋であげたいものです。一般的な熨斗袋を使った金銭のやり取りは、大人の中では意外と頻繁にあるため、熨斗袋の書き方と混ざって混乱しないように気をつけてください。熨斗袋の書き方と、ぽち袋の書き方は根本的に異なるため、その点を踏まえて覚えておきましょう。
お年玉袋の書き方の例文・文例01
最初のポイントは、ぽち袋の表側についてです。ぽち袋の表側には、お年玉を渡す相手の名前(一般的にはこども)を書くようにします。お祝いなどの熨斗袋の場合は、表側にはお金を渡す人(自分)の名前を書くことがマナーなので、さっそく異なるポイントになります。近年売っている柄付きのぽち袋には、表側にキャラクターのプリントなどがあり、最初から「お年玉」などと書かれているものもあります。
お年玉袋の書き方の例文・文例01のポイント・まとめ
ポイント①「表側には、お年玉を渡す相手(こども)の名前を書く」では、最初から表側にはかわいらしいイラストとともに「お年玉」とプリントされていた場合、ものによっては相手の名前を表記する場所がないこともあります。とくにプリントされている絵の色合いが濃く、空いているスペースがない場合もあります。その時には名前を無理に書く必要はありませんが、できる限り空いているスペースに書くようにしましょう。
お年玉袋の書き方の例文・文例02
2つ目のポイントは、裏側の書き方についてです。お祝い用などの熨斗袋の場合には、裏側には内容金額の額を漢数字で書き込む場合があります。しかしお年玉用のぽち袋の場合には、お年玉を渡す人(自分)の名前を書くようにしましょう。こちらも、表側の書き方と同様、大人のマナーである熨斗袋の書き方とは異なる部分なので、しっかりと覚えておくようにしてください。
お年玉袋の書き方の例文・文例02のポイント・まとめ
ポイント②「裏側には、お年玉を渡す人(おとな)の名前を書く」ぽち袋の表側には、先述したとおりキャラクターなどのカラフルな絵柄がプリントされていて、どこにお年玉を渡す相手の名前を書いてよいのかわからない場合もあります。しかし、大抵の場合、裏側にはほとんど大きな絵柄はプリントされていないので、悩むことなく自分の名前を記入することができるはずです。
お年玉袋の書き方の例文・文例03
3つ目のポイントは、名前などの表記の際に、こどもにもわかりやすいように「ひらがな」で書くことを心がけることです。まだ小さな子どもや、ひらがなを勉強し始めたばかりの子どもは、意外にも自分の漢字表記を知らなかったりもします。そのような場合に備えて、できる限りひらがなで表記してあげるようにしましょう。子どもにとって「自分がもらったもの」であることが伝わることが重要です。
お年玉袋の書き方の例文・文例03のポイント・まとめ
ポイント③「ひらがなを使うようにして、子どもにわかりやすいように書くこと」名前をひらがなで表記することと同じくらい重要なポイントとして、自分の名前を書くときにも気をつけることがあります。例文というほどでもありませんが、もしもお年玉を渡す人(自分)がその相手の子どもに「おじいちゃん」と呼ばれているのであれば、裏側の自分の名前のところには「おじいちゃんより」という風に書くようにしてください。
お年玉袋の書き方の例文・文例04
4つ目のポイントは、もしもお年玉を渡す相手の名前がわからない場合のことです。しばらく会っていない親戚や、一年のうちに新年のあいさつ回りでしか顔を合わせないくらいの親戚になると、そのようなことも少なくはありません。そのような場合には、表側には何も書かず、裏側にお金の金額を書くようにすると良いでしょう。表面に「お年玉」という記載がないぽち袋の場合は「お年玉」と書いてください。
お年玉袋の書き方の例文・文例04のポイント・まとめ
ポイント④「お年玉を渡す相手の名前がわからないときには金額を書くと良い」もしも名前がわからずお年玉を渡す相手(こども)が一人しかいないのであれば、金額をわざわざ記入する必要もありません。しかし、兄弟や姉妹がいて、その家庭の子ども数人にお年玉を渡す場合には、お年玉の中身の金額が年を追って異なる場合があるでしょう。その時にきちんと見分けがつくように金額を表記しておくと便利なのです。
お年玉袋の書き方の例文・文例05
さて最後のポイントは、ぽち袋に入れるお金についてです。まずは、できるだけ新札を用意するようにしましょう。年末年始は銀行などの金融機関は営業をしていない場合がほとんどなので、余裕を持ってお年玉の準備をしておくと良いでしょう。もし間に合わなくて新札を用意できなかった場合には、できるだけ折り目の浅い、綺麗目なお札を入れるようにしてください。
お年玉袋の書き方の例文・文例05のポイント・まとめ
ポイント⑤「新札、お金の折り方にも注意すること」お札の折り方ですが、近年のぽち袋はお札を折らずとも入れることができる大きな封筒のような形のものも出回っています。その場合には、ぽち袋の表裏と、お札の表裏が一緒になるように入れます。通常サイズのぽち袋の場合には、お札を表向きにおいて、左側、右側の順番で3つ折にしてください。そしてこちらもぽち袋とお札の向きに注意して入れるようにしてください。
お年玉袋の書き方で使った言葉の意味・使い方
お年玉を渡すときには、かならず両親(親)の目の前で渡すようにします。こどもの年代によっては、お金の価値もわからずに、そのまま紛失してしまうような場合もあるからです。また、子どもの年齢やその家族のお金の管理のしかたによっては、両親がお年玉を管理するケースもあります。そのため、必ず親がいる目の前で渡すようにしましょう。そして新年の挨拶の言葉を添えて渡すようにしてください。
お年玉袋の書き方と注意点
お年玉袋は、近年様々なデザインのものがあり、迷ってしまうこともあるかもしれません。そのような場合には、こどもが好きそうなキャラクターのものや、あとはきちんとしたお年玉を渡したい人は、相手の名前などを書き込むスペースがきちんと確保されているようなものを選ぶとよいでしょう。また、目上の人のこどもにお年玉を渡すことは失礼にあたります。その時には「お年賀」として目上の人本人に渡すようにしてください。
お年玉袋の書き方のポイント・まとめ
お年玉袋の書き方のポイントは、以下の5点です。ポイント①「表側には、お年玉を渡す相手(こども)の名前を書く」ポイント②「裏側には、お年玉を渡す人(おとな)の名前を書く」ポイント③「ひらがなを使うようにして、子どもにわかりやすいように書くこと」ポイント④「お年玉を渡す相手の名前がわからないときには金額を書くと良い」ポイント⑤「新札、お金の折り方にも注意すること」
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