事務員評価表の書き方や例文・文例・書式や... | 文章や手紙などの書き方　書き方ラボ

事務員評価表は、役所にしろ民間にしろ作成をしなければならないものです。特に役所の場合はそのほとんどが事務系の職員ですから、事務員評価表は通常賞与つまりボーナス査定にも多少は影響が出ます。より影響が出ると考えられるのは民間企業ですが、どこに重きを置くのかによってこの評価は変わってきてしまいます。つまり、評価の基準が曖昧な場合には不満の温床になる類いです。

事務員評価表では、まずは評価の基準について記載を行います。次に、その評価の決め手となった事柄を列記し、全体的な事柄とより詳細な人物評価などを列記していくことで、その人物の総合的な最終評価につなげていきます。結びはその最終的な評価を受けて、どう遇するのかを明記するものです。昇進が妥当とするのかあるいは降格、現状維持とするのかなどの推薦文を記載して結びとするケースが多いです。

事務員評価表では、その事務職としてのスペシャリストとしてどの程度事務に精通しているのか、また、他の職員との連携は道であるのかなどを列記していきます。最終的に今後どうするべきかを記載して締めることになりますが、本人に伝える場合には言葉などに十分注意して記載を行い、内部処理だけの場合は客観的な書き方のみを行う点に注意しなければいけません。

事務員評価表を内部だけのものとするのか、あるいは外部つまり評価の対象となる事務員本人にも見せるのか、そこで対応が分かれるものです。今後、組織としてその事務員に対してどのような仕事ぶりを望むのかなどを記載していくこともあるでしょうし、そこまで求めないケースも出てくるでしょう。内部だけの場合で賞与や昇進等に関係するものは、客観的に記載しなければなりません。

行政機関つまり役所等での事務員評価表の書き方です。この場合、それぞれの役所ごとで記載の仕方が異なります。何に重きを置くのかによって話が変わることが多いためです。他者との協調性を重要視する職場の場合は、独断専行で事務をこなす場合は評価を下げざるを得ないでしょうし、逆にある程度は自主性を重んじる場合は、仕事の処理のスピードなどで考慮しなければいけないケースもあるでしょう。

行政機関における事務職員への評価です。この評価表では、各職場ごとで何に重点を置いて判断するのかが分かれます。事務員の処理速度に重きを置くケースもあるでしょうし、周囲との連携や調整を重視し独断専行を戒める場合もあるでしょう。つまり事業所ごとで様々なために、各事業所ごとでよく判断をしていかなければなりませんが、評価の基準を揺るがせないようにする点は重要です。

事前に事務員評価表の記載のポイントなどが示されている場合です。このとき、その評価の仕方が人ごとで変わる場合は、その事務員評価表への信頼性が問われる事態が起こりえます。したがって、人それぞれの視点で記載させるのは構いませんが、一定のルールの下で評価基準を忽せにしないように十分な注意が求められる点を、事前の研修等で周知することが大切です。

事前に事務員評価表の書き方などを研修等で評価する側に対して示しておくことが大切なことが往々にしてあります。この基準が評価側で著しく異なる場合には評価が極端となり、その妥当性が問われることになりかねません。一定のルールの下で評価基準を設け、その評価基準に従って評価する側が処理を行うように注意を促すことが大切であり、趣致徹底を図っていかなければなりません。

単に評価者側が評価をするだけではなく、評価を受ける側がまずは一定の目標の下で行動計画を立て、その結果どうだったのかを判断させるものです。そのため、その自己申告に対してどう回答を行うのかがポイントとなってきます。自己申告とその結果、上司管理者側から見てどうだったのかなどを総合的に判断していき、結果としての評価を行う場合には、今後の期待なども込めて評価を行っていきます。

評価を受ける側だけではなく、評価を受ける側が一定の目標を立ててその評価を自己採点させ、最終的に上司や管理者などが確認を行うものです。このとき、確認に当たっては、事故申告者をどう評価するのかがポイントとなり、その自己申告者に対して適切な助言を含む内容で対処していくことが何よりも重要です。今後のあり方仕事の進め方なども考えて、書き方を工夫しなければいけません。

事務職と他の仕事を兼務している場合です。事務職としてだけの評価でいいのかあるいはその人物が行っている仕事全般に対する評価なのかで変わってきます。事務職としての評価だけの場合の書式とその雛形でいいのかあるいはそれ以外のものを使用するのかなど、事前によく確認して決めておかなければいけません。その書式及び雛形の例に倣って記載を行っていきます。

事務職と他の仕事を兼務し地得る人物に対する評価書の書き方では、まず事務だけを見るのかあるいは全体的に見るのかによって話が変わります。評価書もそれによって変化して対応をしなければなりませんし、場合によっては事務職だけのものとそれ以外のものとを分けるなど、工夫した書式で対応を考えなければならないケースが出てきます。いずれにしても、書式に沿って記載を行っていきます。

事務職への評価表以外で一筆手紙等を添える場合です。このとき、評価表には書ききれない事柄を記載し、今後どうあって欲しいのかを組織として、また上司としての視点から一筆添えるものです。評価書には書ききれない場合などに使用するケースが多く、例文等がない場合には上司が困ることもあるケースです。言葉などには十分な注意が必要で、受け取る側に配慮した書き方が求められます。

事務員への評価では、今後どうあった欲しいのか等の期待を添えて記載し、提出を行うのがベターでしょう。賞与査定などに影響が出るときには、そのことも考慮して記載を行います。ただ、なるべく主観を外して客観的な記載を行うよう指示が出される場合がありますし、賞与などにも影響が出る場合には、その根拠などをはっきりさせておかなければならない場合がある点に注意しなければいけません。

事務員評価表では、事務員の仕事は一般的にルーチンワークになりやすく、評価が難しい側面があります。このため、書きづらいと考える上司や管理職が少なくありません。しかしながら、彼らがしっかりと評価されれば、他の職種などにもいい影響が出やすくなりますので、一定のルールの下でなるべく公正に評価ができるように努力を行っていくことが大事になってきます。