辞職願の書き方や例文・文例・書式や言葉の意味などと記入例
辞職願の書き方の用途
辞職願はいわゆる退職願や辞表と同じものです。自分が一身上の都合で会社を辞めるときに、直属の上司に渡すことにより辞職を認めてもらう辞職手続きの第一歩と言えるでしょう。しかし辞職願は自分が「この会社を辞めたい。」と願い出ている段階なので、これを受け取ってもらってそのまま辞職ということにはなりません。辞職が認められればその後さまざまな手続きをして退職となります。
辞職願の書き出し・結びの言葉
辞職願を出すときには十分考えた上で提出しなければなりません。近年増えているのが、辞職願の撤回です。辞職願を提出しすぐには辞職とはなりませんが、提出してから心情の変化により白紙撤回を求める人がいます。しかし会社側は辞職するものだと手続きを始めている場合もあり、迷惑をかけるだけでなく、辞職の撤回は認められても仕事をやりづらくなる現状もあります。
辞職願の書き方の例文・文例01
ですから辞職願を出すときには覚悟の上で提出しなければならないのです。本当に辞職を決意したなら辞職願を書きましょう。辞職願にはある程度雛形が存在していますし、書式も決まっています。書き方の例文を参考にしながら手書きで書くことが大事です。辞職願を書く用紙には特に決まりはありませんが、絵柄の入ったものや色つきの用紙は避けた方がよいでしょう。
辞職願の書き方の例文・文例01のポイント・まとめ
辞職願を書くときは、普通縦書きで書くのが一般的です。まず一行目に、辞職願と少し大きめの文字で書きます。あまり大きすぎるのもよくありませんが、ほかの文字と比べたときに、はっきりとわかるように大きめに書くとよいでしょう。そして二行目から本文を書き始めますが、二行目の一番下から文章を書き始めます。一般的には「私事、」と書いて次の行に移ります。
辞職願の書き方の例文・文例02
いよいよ中身ですが、三行目から書き始めます。「この度、一身上の都合により平成○年○月○日をもって退職いたしたく、ここにお願い申し上げます。」と書きます。このときに辞職する直接の理由を書く必要はありません。なぜなら仮に結婚による辞職や体調による辞職だとしても、自分の都合による辞職であることに変わりはないからです。ひとまとめにして一身上の都合ということになります。
辞職願の書き方の例文・文例02のポイント・まとめ
次に、一行空けます。ここには何も書きません。そして次の行に少し段を下げて、平成○年○月○日と日付を書きましょう。これは辞職願を書いた日付になります。また次の行に移り、日付より一段下げたところから書き始めますが、ここには自分の役職や部署、在職している課などを書きます。そしてさらに行を移して、その横の一番下に自分の氏名を書くことになります。
辞職願の書き方の例文・文例03
氏名を書いたら、必ず氏名の下に押印をします。本人からの申し出であることを証明するためです。そしてまた次の行は何も書かずに一行空け、さらに次の行の一番上から会社名を書きます。会社名を書いたら改行し、その横に代表取締役と書き、社長の氏名を書きましょう。このときに様と敬称を付けるのを忘れないようにしましょう。ここまで書き終えて終了となります。
辞職願の書き方の例文・文例03のポイント・まとめ
ここまで書き終えたら辞職願の文章は終わりです。次に封筒の表と裏に文字を書きましょう。封筒の表には、中央に大きく辞職願または退職願と書きます。宛名などは必要ありません。裏には誰が書いたかわかるように中央より左下に所属部署や課名を書き、自分の氏名をその横に書きます。そこまで書き終えたら辞職願として提出することができます。書き終えたら早めに提出しましょう。
辞職願の書き方の例文・文例04
辞職願の書き方は、書き出しや内容はちがうものの手紙の書き方と似ています。最近はパソコンで作成したものを提出することも認められているようですが、できたら直筆で書いた方が誠意が伝わるでしょう。達筆の人であれば、墨字でもよいかもしれません。文字の美しさも大切ですが、丁寧に気持ちを込めて書くことが大事なので、一文字一文字丁寧に書きましょう。
辞職願の書き方の例文・文例04のポイント・まとめ
辞職願を書いたら早めに直属の上司に提出しましょう。大手の会社であれば社長と会うことはないので、上司に提出すればよいのです。小さな会社で普段から社長と会う機会がある人は、直接社長に渡してもかまわないでしょう。退職願には日付も書いてありますから、日をおかずにすぐに提出することが大事です。また新たに書き直さなければならなくなってしまうからです。
辞職願の書き方の例文・文例05
辞職願には一身上の都合ということで辞職を申し出ますが、辞職願を提出するときに辞職の理由を説明しなければならないのでしょうか。もし、辞職の理由が公表しても特に差し支えないものであれば、辞職の理由をきちんと伝えた方がよいでしょう。しかし、理由を言いたくない場合や言えない場合は無理に言う必要もありません。その時はその旨をしっかり伝えましょう。
辞職願の書き方の例文・文例05のポイント・まとめ
辞職願を提出したら、あとは手続きを待つのみです。お世話になった人々にあいさつ回りに行きましょう。そのまま何も言わずに去っていくのは失礼ですから、辞職することがはっきりと決まったら「今までお世話になりました。」「ありがとうございました。」と感謝の気持ちを伝えることは社会人として大事なことです。きちんとお礼の言葉を述べてから会社を去りましょう。
辞職願の書き方で使った言葉の意味・使い方
辞職願は決められた雛形があるので、例文を参考にしながら書くことができますから「何を書いたらいいのか。」とか「どんな風に書けばよいのか。」といったように悩む必要もありません。ですから決められた書式がある方が帰って書きやすいとも言えます。普段使わないような言葉の言い回しなどもあるので、そこに気をつけながら書くと間違いなく書けるでしょう。
辞職願の書き方の注意点
辞職願を書くときには、誤字脱字には気をつけなければなりません。ですから例文を参考にしながら一文字一文字丁寧に書くことです。特に代表取締役の名前に間違いがないかしっかり確認しましょう。名前の漢字間違いでもアウトですが、氏名そのものを間違っていたら大変なことになります。きちんと確認した上で書くようにしましょう。日付も意外と間違えやすいので気をつけましょう。
辞職願の書き方のポイント・まとめ
辞職願を書いて提出するときには、十分考えてから提出しましょう。後から撤回することのないようにしなければなりません。また辞職願は決められた書式がありますので、それを参考にしながら書きましょう。書き終えたら封筒の表と裏面を記入して、早めに提出することが大事です。書いた日付から数日たって提出するのはあまりよくありません。また辞職したい日より早めに提出することも大事です。
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