賞状の書き方や例文・文例・書式や言葉の意味などと記入例

賞状の書き方と用途
賞状を書く機会は普通はそう多いものではありません。しかし地位が上がるにつれて、または字が得意な人などは賞状を書くこともあるでしょう。ふだんではあまり親しみのない賞状ですが、その書き方はポイントを押さえるだけでとても簡単なものになります。すばらしい行いをした人への大切な表彰状ですから、きちんと例文を参考にしながらよりかっこいい賞状を作成するようにしてください。
賞状の書き出し・結びの言葉
賞状とは、よい行いや作品を作った人などへの手紙または証明書のようなものです。言葉には気をつけて書くようにしましょう。言葉を間違ってしまうと、表彰する対象の人へ大変失礼に当たります。また、表彰される人の氏名も間違いがちです。難しい漢字や、旧字の名前の場合もあるので、しっかりと確認をしてから書き込むようにしましょう。現代ではパソコンでも賞状は作れますが、手書きも味があってよいものです。
賞状の書き方の例文・文例01
賞状を書く上での最初のポイントとは、「表題」についてです。表題とは、一番右側のやや上部に書くもので、「何の賞状か」がわかるものです。作文などでいう「タイトル」のようなものです。これは大きくはっきりと、そしてかならず「正式な名称」を守るようにしましょう。もしも表題が間違っていると、その賞状はなんの証明にもなりません。記念に残るものですので、ミスの無いようにしてください。
賞状の書き方の例文・文例01のポイント・まとめ
必須項目①「表題と、それを書く上のでの注意点」表題を各場所は、一番右側の、中央よりもやや上部になります。また、文字の大きさで悩むこともあると思いますが、基準としては「賞状の中でも最も大きな文字」です。この表題こそが、賞状で最も目立たせたい部分であり、実際に目立つところでもあります。そのため、太く大きな字で、しっかりと書くように心がけましょう。
賞状の書き方の例文・文例02
2つ目のポイントとなるのは、受賞者名についてです。受賞者名は、賞状を書く上で最もミスが多いところでもあります。先述もしていますが、人名というのは、見たこともない漢字が用いられていることも非常に多いです。当て字だったり、旧字だったりと、同じ読み方でも全く違う漢字が使われることもあるので十分に注意してください。また、近年ではキラキラネームもあり、より難しくなっています。
賞状の書き方の例文・文例02のポイント・まとめ
必須項目②「受賞者名と、それを書く上での注意点」受賞者名は、表題のすぐ左側に書きます。文字の大きさは、賞状の中で2番目に大きな字にしてください。また、ミスも多い箇所になるので十分な注意が必要です。たとえば「たかしま」という苗字の場合、「高島」「高嶋」「鷹島」「髙島」「髙嶋」など多数の書き方があります。必ず細かく確認した上で書き込むようにしましょう。
賞状の書き方の例文・文例03
次のポイントとなるのは、本文についてです。賞状の本文には、いくつかのルールがあります。まず一つ目は、本文の始まりや段落を変えるときに一文字分の空欄をあけないということです。作文や日常的な文章には、一文字下げることが常識となっていますが、賞状はちがうため注意してください。2つ目は、句読点を使わないということです。そして3つ目は、改行は1回だけということです。また、文字の大きさは受賞者名よりも小さめにしましょう。
賞状の書き方の例文・文例03のポイント・まとめ
必須項目③「本文と、それを書く上での注意点」通常、普段の文章を書くときには、当たり前にしていることが、賞状を書くときにはルール違反になってしまうのですから、十分な注意と下書きが必要です。文頭の始まりを一文字下げるということも、句読点をつけるということも、小学生のときから習う基本的なことです。しかし賞状では絶対に用いていないはずなので、よく確認してください。
賞状の書き方の例文・文例04
次のポイントとなるのは、日時についてです。日時を記入する場所は、本文の左側になります。前に書いた本文と、次に書く「贈呈者」の間の高さから書くようにしてください。また、注意しなくてはいけないポイントは、このときに書き込む日付は、賞状を書いている日付ではなく、「表彰日」ということです。こちらも大変ミスが多いので、きちんと表彰日を確認した上で書くようにしてください。文字の大きさは賞状内で最も小さな字にしてください。
賞状の書き方の例文・文例04のポイント・まとめ
必須項目④「日時と、それを書く上での注意点」日時を書くときに、もうひとつ気をつけておきたいルールがあります。それは、漢字表記にすることと、漢字表記の仕方です。漢字で「27」と書くときには「二十七」という表記の仕方と「二七」という表記の仕方があります。賞状の場合は、前者の書き方で書くようにしてください。よって表彰日が平成27年7月15日は「平成二十七年七月十五日」となります。
賞状の書き方の例文・文例05
最後のポイントとなるのは、贈呈者についてです。贈呈者とは、その賞状を書いている人の名前ではありません。「表彰する人」のことです。もしも何か世間的に良い行いをして、自分が住んでいる市から表彰される場合には「市長」でしょう。また、もしも学校内で表彰されるのであれば「校長」「学園長」などです。これは少女の一番最後に書くことになります。文字の大きさは、受賞者よりも小さめに書きましょう。
賞状の書き方の例文・文例05のポイント・まとめ
必須項目⑤「贈呈者と、それを書く上での注意点」贈呈者を書くときに注意すべきは、所属や団体の肩書きを小さめに書いてから、そのあとに贈呈者の氏名を少し大きめに書くことになります。いずれも受賞者名よりも大きい字にならないように注意してください。また、その贈呈者名の一番下部には印を押すことがほとんどなので、そちらも確認しておき忘れないようにしましょう。
賞状の書き方で使った言葉の意味・使い方
きちんとした賞状を書くためには、今回触れたようなポイントを押さえておく必要があります。どれか一つでもポイントを無視してしまうと、それは偽者の賞状になってしまいます。十分に注意をして、しっかりと下書きなどで慣らしてから取り組むようにしてみてください。賞状は、冒頭でも挙げましたがほとんど書く機会がないものです。だからこそ、きちんとポイントを確認しておくことが重要です。
賞状の書き方と注意点
賞状は、どんな内容のものでも捨てずに大切に保管しておくことが多いです。受賞者にとってはそれほど価値があり、自分の行いや作品を評価してもらった証にもなる大切なものなのです。そのため、額縁に入れて飾ってもらえるような賞状を書けるようにしましょう。受賞者の人生で一生残るものだという意識も持って、一文字一文字大切に書くように心がけてください。
賞状の書き方のポイント・まとめ
賞状を書く上での雛形のポイントとなるのは、以下の5点です。これらの書式を守ることで一般的な賞状を書くことができます。必須項目①「表題と、それを書く上のでの注意点」必須項目②「受賞者名と、それを書く上での注意点」必須項目③「本文と、それを書く上での注意点」必須項目④「日時と、それを書く上での注意点」必須項目⑤「贈呈者と、それを書く上での注意点」
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