幼稚園PTA新聞での園長あいさつの書き方... | 文章や手紙などの書き方　書き方ラボ

幼稚園PTA新聞での園長あいさつについての雛形や書式等に決まったものはありませんが、例文についてはインターネットで検索すれば様々な形で出てきますし、また図書館や書店等でも、その類の本が見つかるものと想定されます。また、書き方の用途については、新聞の他、記念誌等に使用することができる場合もあると考えられます。運動会等での挨拶原稿としても使用可能でしょう。

四月になり、新しい園児達が、親御さんの手を引かれながら当園にやってきました。今年は例年よりやや多い園児が入園を迎え、当園も今後更に華やかになっていくものと想定されます。親御さんにおかれましては、園児の生活リズムをしっかりと整えて下さいますよう、お願い致します。例年、冬場になれば風邪で閉園といったこともありますが、今年度は皆元気で登園するようがんばりましょう。

春になり、新しい園児が、ご父兄の手を引かれながら登園されました。今年度は英会話学習のカリキュラムを強化したこと等から、多くの園児が当園に入園してきたものと思われ、非常にうれしい限りです。今後、すぐにゴールデンウィークに入りますが、園児の生活リズムをどうか、このままの状態で保っていければ幸いに考えておりますので、どうかご理解の程、よろしくお願いします。

上記の幼稚園PTA新聞での園長あいさつですが、最初の英会話学習のカリキュラム増加というくだりは余計かも知れませんが、最後の方の園児の生活リズムをそのままにと暗に訴えかけている部分については、それなりに評価できるものと想定されます。若干内容的に硬い部分もありますが、幼稚園ＰＴＡ新聞での園長あいさつの書き方としては悪くはないのではないかと想定されます。

春の大運動会が迫って参りました。赤組と白組に分かれて今年も行いますが、新たな競技も目白押しです。ご父兄の皆様方におかれましては、園児の体調管理に充分ご留意され、運動会に家族揃ってご参加いただければ幸いに存じます。運動会では、色々とご協力いただく場面もございますが、当方からのご依頼事項につきましては、できるだけご快諾の上、ご協力頂ければと思います。

上記の幼稚園PTA新聞での園長あいさつですが、使用する言葉に少し硬さが残るものの、それなりに園児のことを気遣っている感じが見て取れます。また、園児のことを気遣っているように見せて、運動会当日の荷物運び等もお願いしたいといったことも暗ににおわせている所等は、かなりしたたかと言えるのではないでしょうか。できるだけご快諾の上ということは、やってほしいと言っているようなものです。

夏休みが近づいて参りました。夏休みは、お盆を挟んで三十日以上あり、気が緩んでしまうこともあります。しかしながら、長期休暇は、親と過ごすには絶好の機会で、お盆期間中の里帰りや墓参り等は、園児たちにとって、かけがえのない思い出づくりとなるものと想定されます。夏休みの手紙と題して書いてきて来てくださいと、宿題を与えました。思い出深い手紙を書いてくることを願っています。

上記の幼稚園PTA新聞での園長あいさつは、夏休みを前に控えた園児の父兄に対する言葉と言えるでしょう。とかく、夏休み等の長期休暇前と言えば、気が緩みがちになるので、交通事故に気をつけろとか、水難事故を起こすななどといった内容になりがちですが、お盆期間中に、様々な体験をさせるべき等と謳っている所等は、一風、変わっていて面白い内容のあいさつ文ではないでしょうか。

秋のお遊戯会が近づいてきました。このお遊戯会は、普段の園児たちの園内での生活の様子等をご父兄の皆様に披露することを目的に毎年開催しているもので、今年で、三十二回目を数える歴史あるものです。ご父兄の皆様方におかれましては、どうかこのお遊戯会の趣旨をご理解いただき、当園のお遊戯会にお越し下さり、皆様と共にご歓談いただければ幸いに考えております。

上記の幼稚園PTA新聞での園長あいさつは、本当にどこかの中学校当たりの吹奏楽発表会のPTA会長挨拶といった雰囲気を醸し出しています。インターネット等での例文で、固有名詞を入れ替えただけだと、この様になるといった典型のあいさつ文と言って、差し支えないのではないでしょうか。そのように思われないためには、更なる捻りが必要になります。ネット丸写しと思われないことが重要でしょう。

年長組の皆様、ご卒園おめでとうございます。ご卒園された皆様が、当園に入園したばかりの頃が思い起こされます。皆様は、未だ三歳とか四歳で、歩くことさえおぼつかなかった子もおりました。それが、ここまで成長して下さったことに、本当に感謝しております。これからは、楽しい小学校生活が待っています。小学生になっても、当園でのことを思い出して、たまに遊びにお越しいただければ幸いです。

上記の幼稚園PTA新聞での園長あいさつは、卒園式の時にくばるPTA新聞の挨拶文です。この中で、小学校に上がったら、大きくなるのだからしっかりしろ等といった文面を見かけるのが通例ですが、実は、こういった、たまには幼稚園時代を思い出して、そして、顔を見せてくれればうれしい等といった言葉を添えるだけで、卒園生は、一息つくことができるのではないでしょうか。

幼稚園PTA新聞での園長あいさつの書き方ですが、できるだけ園児の親が手紙を園児に読んであげているような場面を想定して書けば大丈夫なのではないでしょうか。幼稚園児の中にも字を読める子もいるかも知れませんが、漢字までは無理でしょう。そうなれば、親がどうしても読んで聞かせるということになりますので、その点配慮が必要になってくるのではないでしょうか。

幼稚園PTA新聞での園長あいさつの書き方の注意点ですが、新聞というからには、年に何回か発行されるわけですので、時候の挨拶等は、全く不要となります。この様な挨拶の中に、時候の挨拶などを織り交ぜてしめば、時数稼ぎと思われて損をしてしまうからです。また、園児に注意を促す表現も、避けるべきでしょう。園児らのことを考え、よき体験を促す表現が好まれます。

幼稚園PTA新聞での園長あいさつの書き方のポイントとしては、最初に、イベントを開催するにあたり、園児の体を気づかうような表現で入ります。そののちに、そのイベントへのご父兄の参加を促します。その上で、園児との良い思い出づくりにもなるので、当該イベントへのご父兄の方々の支援や協力をお願いするといった形でまとめ上げることが大切ではないでしょうか。